子育て

専業主婦の託児利用は育児放棄の入り口か?!

専業主婦のカスミです。
こんにちは。

私は、ボランティアで託児もしています。

おもに、 ママが、美容院に行ったり、
ヨガなどの趣味や講習会などに参加したりするときにお預かりしています。

託児は、
『子どもを預ける』ことなので、
ワーキングママが、子どもを保育園に預けるのも『託児』だし、
専業主婦が病院に行くのに預けるのも『託児』です。

なのに、
なぜか 専業主婦が預ける『託児』には、社会の目が冷たい気がする…
そんなことを感じるのは私だけではないはず。

…はい。私も専業主婦ですから。笑

今日はその【専業主婦】と『託児』に関して考えます。

  • そもそも専業主婦ってヒマなの?
  • 専業主婦の仕事を時給換算してみた
  • 専業主婦の休日の取り扱い
  • 専業主婦の託児は育児放棄か?

『託児』をためらっている専業主婦のみなさん、必見です★

そもそも専業主婦ってヒマなの?

うーん、
ヒマっちゃヒマだけど、
忙しいといえば、忙しい。笑

専業主婦って、
24時間待機が基本ですからね。

フレックスで好きなときに仕事ができるけど、
終わったからって、終了じゃない。
毎日残業、毎日夜勤。

…文字にすると、ハードワークですね(笑)。

時間は決まっていませんが、
作業はだいたい決まっているので、
その作業量をまとめてみました。

洗濯 2時間 
炊事 3時間(朝昼夜各1時間)
掃除 2時間
買い物1時間
子育て 8時間(他作業と同時進行)

「子どもが怪我した!」といえば、
学校に迎えに行き、病院に連れて行く。

「子どもがインフルエンザ感染した!」といえば、
看病に加えて、部屋中の換気・除菌などもする。

家族のなんでも屋

…そんな感じじゃないですか?

専業主婦の仕事を時給換算してみた

洗濯 2時間 
炊事 3時間
掃除 2時間
買い物1時間
子育て 8時間
-------------
合計 16時間

先ほどまとめた作業量を、時給換算してみます。

現在、国内の最低賃金、
最高は東京985円、最低は鹿児島761円です。

間をとって873円にしましょう。

873円×16時間=13,968円
主婦の日給、約14,000円ナリ★

専業主婦の休日の取り扱い

基本的に、
専業主婦に休日なんてないような(笑)

でも、それではブラック企業になってしまうので、
パートナーが休日のときは、
専業主婦の仕事も減ると仮定します。
(あ、休みがない時点で、ブラックかな(笑))

パートナーが休みなので、
専業主婦の作業量を半分としましょう。

13,968円÷2=6,984円
主婦の休日日給、約7,000円ナリ☆

【平日】13,968円
【休日】6,984円

ということは、

1週間では、 

13,968円×5日+6,984円×2日=83,808円
(平日)       (週末)
1か月では、
 
83,808円×4週間=335,232円 


最少で計算していますが、
時間外や休日手当て抜きで33万ってスゴイ!!
(年収400万超え!)

共働きの世帯は、
上記の作業をしていないか?といったら、 そんなことはありません。

洗濯だって掃除だってするし、炊事もします、当然。

共働き世帯もあたりまえにやっているなら、
じゃあ、専業主婦は「無償」か?といえば、それは違います。


共働き世帯は、少なくとも、
外食やスーパーの惣菜食が多くなったり、
子どものならい事の送迎を外部に依頼したり、
クリーニングやコインランドリーで時短したりするんです。

共働き世帯は、
家事育児代行業に支出しているということです。

専業主婦は、
その代行業を一手に請け負っているので、
立派な『職業』なわけです。

専業主婦の託児は育児放棄か?

さて、いよいよ本題です。

最初に結論を言うと、もちろん「NO」。
育児放棄なんかではありません。

さきほど、
専業主婦は「家事育児代行業」を一手に請け負っている『職業』という話をしました。

この時点で、 専業主婦も会社勤めのママも、身分は同じです。

専業主婦はフリーランス
会社勤めはサラリー 

と考えるとわかりやすいですね。

サラリーのワーキングママは、
仕事のため、
育児代行業に支出をしたり、
子どもを保育園に預けたりする。

フリーランスの専業主婦は、
24時間勤務が基本なので、
私用で外出するときに、
子どもを託児に預ける。

いたって自然で、
納得のいく考え方だと思いませんか?


専業主婦は、
パートナーのお給料に頼って、
社会に出る勇気を持てずにいる社会的弱者・・・のような劣等感をもっていませんか?

むしろ逆です!
正反対です!!

会社に属してサラリーしているワーキングママに比べて、
年中無休のフリーランスママ、いわば個人事業主です。

「給与」というカタチで報酬を受けるのではなく、
「家庭の支出を減らす」というカタチで報酬を得るシステムです。

そもそもシステムが違うんです!

外食産業やアミューズメントが盛んになっている現代、
「家庭の支出を減らす」という形態は、
マイナスの印象を受けることもあるかもしれないし、
専業主婦であるあなたご本人が、劣等感を抱きやすいかもしれません。

そんな時は、

年中無休のフリーランスママ

という言葉を思い出してください。

サラリーのワーキングママは、
掃除・洗濯も、食事も、子どものならい事の送迎も、
外部に頼らないと生活が成立しないことに対して、
専業主婦は、ぜんぶ自分でこなせるんです!

しかも、24時間待機。
『夜勤』や『24時間勤務』が、
どれだけ人件費が必要なものか。
・・・それを請け負う【専業主婦】おそるべし!!

最低でも年収400万超という年収額は、サラリーの世界でも中級以上です!
専業主婦のみなさん、 もっともっと自信を持ってください。


それに加えて、
子どもに寄り添う時間が圧倒的に多いのもメリットです。
子どもはいずれ巣立ちます。
せいぜい中学高校くらいまでです。

寄り添う時間=愛情の大きさ というわけではありません。

ですが、
コミュニケーションを取る時間が少なければ、
関係は築けませんよね。
それこそ人間関係の根本的な話です。

専業主婦。
これ以上、素敵な仕事はないですよ★

Panasonic バリカン ボウズカッター

 

ABOUT ME
kasumi
子育ての専門家。「なぜ?」「どうして?」を調べているうちに、詳しくなりました。講演やセミナーなどで子育てやママのモヤモヤ解決のお手伝いをしています。アロマ&リンパからアプローチするボディケアセラピスト、FXトレーダー。